2009/06/26

Pruneaux d'agen fourrés

どのお菓子を最初に紹介しようかと思いましたが、一般的によく知られているものは後にすることにしました。

アジャンの「プリュノー・フレ」を紹介します。

いろんなお店の物が出回っているようですが、
私たちが販売しているのは、「L'agenaise」
です。



アジャンのプルーンはフランスで高級品ですが、とても人気です。秘密は大きさと艶です。種を抜いても肉厚なので、充分に食べ応えがあります。


プリュノー・フレは種を抜いた後、プルーンをクリーム状にし、中に詰めたもの。
プルーンが好きな方にはたまらないお菓子です。
そのまま食べても美味しいのですが、料理研究家の
大森由紀子さんは「中のクリームを押し出し、トーストに塗って食べる」ことがお好きなようです。


Confiserie Boissonの歴史も少しだけお話することにします。

1835年からBoisson家は最初、リキュール製造販売をしていました。1846年から今のコンフィズリーになり、現在は6代目。プルーンの木から育て、それをプルーンにしている職人さんです。
お店は20世紀初期のままで、少し懐かしい内装のようです。