2009/12/30

Tablette de chocolat(Caraque d'Or)

トゥールーズの近くの "Caraque d'Or"(カラク・ドール)の紹介がまだでしたね。
ブシェタイプの大きなチョコレートを仕入れていて、そちらのファンがフランス人の中には多いのですが、それはまた別の機会に紹介することにして、今回は
タブレット上のもの!

1993年にMarc Vellutが始めたお店。
彼はその前にも別のお店を持っていたそうですが、娘の婿が財産狙いで彼女と結婚したことが気に食わず、お店を売って、その後しばらくスポーツにはまっていたとのこと。その後、娘は離婚。

そんな彼、14歳から始めたチョコレートの道、そんな簡単には忘れられなかった様子。名前を変えて、娘の名義で新しく再出発したのが今のお店です。

紹介するゴツゴツしたチョコレートは、ヘーゼルナッツとfeuilletineというサクサク
したゴーフレットを薄くして、砕いたようなものが入っています。
ダークとミルクの2種類のチョコレートがありますが、なぜかこれはミルクの方がよく売れます。

このチョコレートのファンにはアメリの監督ジャン=ピエール・ジュネ氏。
奥様が監督用にと、時々買いにいらっしゃいます。

個包装される前に、ショーケースなどに入っている時は、グラム売りですので、お好みの大きさに割ってお売り出来ますので、お気軽にお声を掛けて下さい。


 

2009/12/22

Fruit confit(フリュイ・コンフィ)


こちらも季節商品であるフリュイ・コンフィ、いわゆる果物の砂糖漬けです。

1866年Maurice Lilamandによってケーキと砂糖菓子のお店として始まりました。

1903年彼の孫であるJustin Lilamandが引継ぎ、フリュイ・コンフィの専門店にしました。以前はなめし皮工場だったところに移転。

現在は5代目にあたる、Pierre Lilamandによって、伝統的な味を守っています。
仕入れている果物は、クレモンティーヌ(日本のみかんのようなもの)、いちご、洋ナシ、杏、セードラ(コルシカ島で取れる柑橘系の果物)、いちじく、オレンジ、金柑。どれもとても綺麗な仕上がりで、口にするのが勿体無いくらいです。
 

Foie Gras Verrine (Bernard Dufoux)



フランスではクリスマスに前菜として、フォアグラを食べる家庭が多いようです。
もちろん生牡蠣も人気の前菜の一つです。

そこで、今回ご紹介するのはBernard Dufouxのフォアグラに見立てたデザート。
その名も「フォアグラ」。

一見すると、何かお分かりにならないと思います。さて何だと思いますか?
なめらかなマロンクリームと、黒い部分はダークチョコレートのガナッシュ。
ガナッシュは底だけではなくて、中にも入っています。

そして、表面が少し色が違うのがお分り頂けますか?脂に見立てて、マジパンで蓋をしています。

マロンクリーム好きの方にはたまりません。
フランス人のお客様で、毎年楽しみにされている方がいらっしゃいます。
スプーンですくって、少しずつ食べるのが好きだそうです。

マダムはなるべく新鮮なものを提供したいと思っているので、クリスマス商品の入荷もギリギリ。
お客様にとっては美味しいものが口に入るので、とても良いと思います。
包装する私はてんてこ舞い。(苦笑)

そしてクリスマス商品をせめて、クリスマス前にご紹介したいとちょっと焦っている私です。

2009/12/20

Papillote(パピヨット)

木曜日に初雪が降ってから、急にマイナスまで気温が下がったパリ。
かなり寒いです。
パリにご旅行にいらっしゃる方は、しっかり防寒着をご用意して下さい。

クリスマス前になると、フランスではスーパーにチョコレートがたくさん並びます。
その中のひとつ、キラキラと光るような紙でキャンディー包みにされたもの、Papillote(パピヨット)をご覧になられた方も多いのではないでしょうか?

一般的にずいぶん前から用意されていて、しかも工場生産のものなので、
美味しくないとの評判。

エトワル・ドールでは、そんな評判も吹き飛ばすものを用意しています。

なぜなら、普段取り寄せているベルナッション、ジロットなどのボンボン
タイプのチョコレートやアンリ・ルルーのキャラメルを包装しているからです。


元々はリヨンで始めたようです。
包み紙の中身は、Petard(ペター)と
呼ばれる爆竹。細長い棒状のものが見えますか?それですよ。
両端を引っ張ると「パンッ」と音がなります。日本のクラッカーの代わりでしょうか?

そして、ちょっとした小話が書かれた紙が入っています。
思わずクスッとなるような話のはずですが、日本人の私にはその笑いが分らないことも・・・(泣)

お子様向けに購入される方が多いので、中身はミルクチョコレートも珍しく多めに用意しています。

それにしても、もっと早くご紹介出来れば良かったのですが、クリスマス前で
お店は休みがありません。朝10時から20時まで営業していますので、時間が
なかなか取れませんでした。でも何とかクリスマス前に紹介出来て良かったです。

マダムは少しも疲れを見せず、元気にされているので、あともう少し私も頑張らなくては!

2009/12/15

マロングラッセ入荷!



お待たせしました。
ついにマロングラッセ入荷しました。
本当は先週の金曜日に入荷されるはずが、今日になり、ご迷惑をお掛けしました。

しっとりとした綺麗な出来ですね!

2009/12/14

Pâte d'amande à la pêche(桃のマジパン)



マダムの一番の
お勧めのチョコレートを紹介します。

Fabrice Gillotteのbouchée(ブシェ)と呼ばれる
大きなチョコレートです。

ショーウィンドーに
飾られているので、お気づきで
ない方もいらっしゃるかも知れません。

このチョコレートは以前、女優メリル・ストリープがこちらに来られた時に
試食され、「oh, my god」と言いながら、とても喜んで頂いたとのこと。
その様子をマダムに紹介された方も少なくないはずです。


さて、一見見ると派手さが無く、とても
地味なチョコレート。
中はしっとりとしたpêche de vigneという
名の果肉の赤いの味のマジパン
写真でお分かり頂けるでしょうか?
中心の色が少し濃くなっている部分は桃のピューレ。
上にほんの少しのっているのは、
桃のジャム。

かなり手の込んだお菓子です。
チョコレートというよりも、ケーキ感覚でお召し上がり頂くと良いと思います。

2009/12/13

Les 13 desserts(13種のデザート)

ヌガーの老舗「Nougat Fouque」から、ヌガーの配達と共にクリスマスに
ついての小冊子が届きました。マダムから一読
しておくようにと1部渡されました。


せっかくなので皆さんにも、カトリック信者の多い
マルセイユなど南仏プロヴァンスのクリスマスの
風習をお伝えします。


24日の午後、まずは煙突の掃除をします。
その晩、「Gros Super」と呼ばれる夕食を食します。


その際に用意するものがいくつかあります。

三位一体にちなみ用意するものとして、
  • 白いテーブルクロス3枚
  • ロウソク3本
そして、12時のミサに遅れないように9時にテーブルにつきます。
  • 7種類の料理(タラなど魚料理がメインになることが多いようです)
  • 人数+1のお皿を用意(元々はお腹を空かせて、訪ねて来る僧侶、貧しい人のため)
  • パン
  • ワイン
  • そして13種のデザート

では本題の「13種デザート」を紹介します。
  1. La pompe à l'huile(ポンプ・ア・ユイル)・・・ フガスのようなパンで小麦粉、オリーブ油、オレンジ水、砂糖から作られます。「vin cuit」という加熱処理をし、果汁を濃縮して作られた甘く口のワインに浸して食べることも。
  2. Le nougat noir et blanc(黒と白のヌガー)・・・卵白の入っていない黒いヌガーとアーモンドだけが入っている白いヌガー
  3. Les quatres mendiants(4人の乞食)・・・4つの修道会を象徴する色から選ばれた物
  • Les noix ou les noisettes (くるみもしくはヘーゼルナッツ)・・・Augustins
  • Les figues seches(ドライイチジク)・・・Fransciscains 
  • Les amandes(アーモンド)・・・Carmes
  • Les raisins secs(レーズン)・・・Dominicains
  4.Les dattes(なつめ)・・・聖母マリアがある日、なつめの美しさに
思わず口を開けて眺めていた口の形が「O」だったことから、キリストの象徴に 
  なったと言われています。
   5. Les Calissons d'Aix(カリソン)・・・マジパンとメロンの砂糖漬けを練り  合わせて作られたプロヴァンスの銘菓
  6. La pâte de coing(マルメロのゼリー)
  7.   Les raisons frais (ぶどう)・・・白い葡萄を用意することが多い
     8.   Les oranges ou les mandarines (オレンジもしくはみかん)
     9.   Les poires(洋ナシ)
    10.  Les pommes(りんご)

フルーツは砂糖漬けもしくは生のものを用意するようです。
地域によって、多少用意するものが違うようですが、13種類用意するとのこと。

13種類の由来はキリストと12人の弟子を表していると言われています。

このデザートを口にするのは、ミサから帰宅してから。
それぞれ、少量ずつでも13種類を全て食べなければいけません。

こんな風習のために、フルーツの砂糖漬けを入荷されていますよ!

2009/12/11

トリュフ入荷!

今の季節限定のBernachonのトリュフが昨日入荷しました!
スペシャリテであるPalet d'or(パレ・ドール)とは素材はほぼ同じでも、食感などが変わります。
この時期にパリにいらっしゃる方は是非お試し下さいませ。

2009/12/04

季節商品(栗の形のチョコレート)


ショーウィンドーにある少し大きめのbouchéeと呼ばれるチョコレート。
クリスマスに合わせて入荷しているものは、「栗の形」のチョコレートです。
Uberachというアルザス地方から届くものです。


表面はミルクチョコレート、緑色の部分はピスタチオのマジパン、そして中身は
プラリネ。
形は栗でも残念ながら、栗は全く利用
されていません。
栗好きな私は、それを知って少しガッカリしてしまいました・・・

でも普段あまり食べることのない、
マジパンとプラリネの組み合わせ。
美味しいです。

こちらは売り切れ次第、終了ですので、お早めに。