2010/11/15

Gâteau Marjolaine(ガトー・マルジョレーヌ)

先週、なかたに亭のシェフがご来店。 去年はコック服でない姿を初めて拝見したので、全く気付きませんでしたが、今年はすぐにわかりました!
ブログをご覧下さっているとのこと、とても嬉しく思います。
私も去年お会いしてから、なかたに亭のブログを拝見しております。

なかたに亭といえば、私の中では「マルジョレーヌ」
辻製菓学校の講習で最後に食べたお菓子と記憶しています。
私にとってはとても良い思い出で、当時関西ではマルジョレーヌが食べられたのは、なかたに亭だけだったと記憶しています。


マルジョレーヌというお菓子はリヨンの近郊のヴィエンヌという町の三ツ星レストラン「La Pyramide」のシェフFernand Poins氏のスペシャリテ。
このシェフの下で育てられたのはポール・ボキューズを筆頭に、数々の有名シェフ達。
辻静雄氏もここでフランス料理を学ばれたとか。


一枚目の写真はお店にあるベルナッションのレシピ本の一枚。
そして、ケーキの構造が書いてあるデッサンは、辻のサイトのこのページよりお借りしました。

上下にダックワーズ生地とガナッシュ、間にはプラリネクリームと生クリームが挟んであります。

私の担任の先生だった方は、カットされたそのケーキに1本のロウソクを付けてくれました。
確かチョコレートで出来たもので、炎をくるみにしていたはず・・・
ライターでくるみに火を付けて、みんなでお祝いをしたのでした。
どうやって、火がついたんだろう?ちゃんと覚えていない。
次回の帰国の際は、久しぶりに自分が取ったレシピノートを開いて見ることにします。

パリでマルジョレーヌが食べられるお店があるのでしょうか?
ご存知の方、教えて下さいませ。
久しぶりに食べたくなりました。