2009/10/17

Fabrice Gillotte

ついにお気に入りのチョコレート職人の紹介です。ディジョンのFabrice Gillotteです。
パティシエの父を持つ彼は16歳で、
この世界に入り、両親がコンフィズリーにしていたお店をチョコレートを主にするお店に変更しました。

1990年、MOF賞を若干26歳で獲得。
その後、数々の賞をフランス国内で獲得しています。日本のサロン・ド・ショコラにも2年連続で参加し、好評を得ているようです。

彼のチョコレートはどれを食べてもほぼ間違いなしです。

今日入荷した彼のチョコレートを見つめていたのが、マダムに見つかってしまったのか、「新鮮なチョコレートの味見をしてみたい?」と。遠慮なく少し惹かれていた「Tonka」を選びました。

トンカ豆をご存知ですか?
中南米の豆で、「クマリン」という香り成分を含んでいて、普通は香水の香り付けに使われているものです。

どんな香りがすると思いますか?
一般的には、シナモン、アーモンド、八角、バニラのような香りがすると
いわれています。
桜の葉にもクマリンが入っていることから、少し桜餅のような香りがすると言った
方が、日本人の方には分かりやすいかもしれませんね。

Bernad Dufouxのチョコレートの中にもTonkaを入荷していたので、味比べを
させてもらいました。すると彼のものはジロットのものよりも少し控えめです。
香りがあまり強くない方が好きな方はこちらの方が良いかも知れませんが、
私はジロットのものが好みでした。




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