ご存知の方も多いと思います。
日本ではプラリネと呼ばれていますが、フランス語では「プラリーヌ」
アーモンドをローストし、砂糖を絡めて、カラメル化させたものです。
このお菓子の歴史はどうもはっきりとしていないようですが、一般的には
17世紀につくられたものだと言われているようです。
Plessis-Plaslin公爵のお抱え料理人であったClément JaluzotまたはClément Lassagne(名前がはっきりとわからないようです)の見習いがへまをしたことから出来たお菓子。
蜂蜜が煮立った鍋の中にアーモンドを
ひっくり返してしまいました。Clémentは怒りながらも新たなものを作る時間が無かったので、公爵に出したところ、好評を得ました。そのことから、このお菓子の名前をPraslinesと名づけました。1680年に現在の「Pralines」に綴りが変わったようです。
Léon MazetがClémentのお店を買い取ったのが1902年。
現在のMazet社の歴史は100年以上もあるということが分かりますね。歴史を踏まえて、もう一度缶を見て頂くと、
なるほど煌びやかな缶のはずだと納得するのではないでしょうか?
なるほど煌びやかな缶のはずだと納得するのではないでしょうか?
パリの路地の屋台で売っているプラリネとは、ずいぶんとお味が違います!
是非、本物のプラリネを一度お試し下さいませ。