2009/11/29

チョコレートの食べ比べ(Bonnat)

友達を誘って、Bonnat社の板チョコレートの食べ比べをしました。
Bonnat社のチョコレートは原産地別に
なっているものです。


15種類ほどの中で、今回は貴重な品種であり、Criollo系Porcelana(ポルセラーナ)を主に選びました。


Porcelana、Mafil de Blanco、Apotequil、Real del Xoconuzco、Jamaïqueの計5種類。


Porcelanaは1年に1000kgしか取れず、それを世界中で分けるので、貴重と
言われています。世界中と言っても、主にヨーロッパ国内で分けられているの
でしょうね。

  • Porcelana ヴェネズエラ産。マダムの一番のお気に入り。 酸味、渋みなどがなく食べやすいもの。
  • Apotequil ペルー産。香ばしさがあまりなく、フルーツ系の 味が強く、酸味がある。色はこれだけが唯一少し赤みを帯びている。
  • Mafil de Blanco 他のものに比べて、少し甘みを強く感じ、 ナッツ系とフルーツ系の味が上手に合わさった味。
  • Real del Xoconuzco メキシコ産。最初は香ばしく、後味が フルーツ系の味。
  • Jamaïque ジャマイカ産。スパイス系、少し花の香りがし、 甘みがある。
結果的にはこんな感想を持ちました。
あくまでも私個人の感じ方なので、それぞれ多少違う意見だと思います。


しかも味比べしたのが14時過ぎ・・・
でも多少参考になれば嬉しいです。


チョコレート鑑定士のChloe Doutre-Rousselによると、早朝に試食するのが、口蓋が他の味に邪魔されることなく、きちんと味を見極めることを出来やすいとのこと。


朝食前に頑張ってみる気になったら、もう一度試食してみます。


試食したのは私を含めて、3人だったのですが、面白いことに3人が3人とも
好みのチョコレートが違いました。皆さんもご自分のお好きなチョコレートを探して下さいね!

 (備考)
カカオ豆は3種が有名です。
  • Forastero(フォラステロ)・・・ 少し渋みが強いが病気に強く、世界中で一番生産量が多い
  • Criollo(クリオロ)・・・ 主にヴェネズエラなど中南米で生産されている。栽培が困難で味がマイルド。
  • Trinitario(トリニタリオ)・・・ そのふたつを交配させたもので、中間の味。産地によっては香りの良いものがある