日本でもお馴染みのmarron(マロン)と châtaigne(シャテーニュ)。
実はmarronとは西洋とちの実で、日本の栗はchâtaigneと呼ばれている
方です。フランス人でもその違いを知らない人も多いようです。
なぜなら、現在はその違いをそれほど区別してないようです。
その2種類の違いをフランス語で説明したサイトはこちら。
このサイトではchâtaigneは実が2~4つに分かれていて、marronはひとつと紹介されています。
マロニエが街路樹としてたくさんパリにはあるので、marronが落ちているのを見かけた方も多いのではないでしょうか?
今の季節、スーパー、マルシェではこの2種類の栗が売り出されています。
さてそんな栗ですが、フランスで有名な産地はArdèche。
その地方の栗のペーストと栗の水煮を紹介します。
去年はあっという間に売り切れて、味見をすることさえも出来ませんでした。
今年はマダムが到着してすぐに、味見をさせてくれました。
柔らかい栗のペーストはしっかりとした栗の味と甘み。
そのままスプーンですくって食べるには甘いけれど、トースト、クレープ、さらにはバニラアイス、ロールケーキにするなど、利用価値はかなりありますね。
フランス人は栗の水煮をお料理に使います。
クリスマスのチキンの中に詰めたり、杏と一緒に煮て、お肉の付け合せにしたり、もしくは栗のスープ。
フランス人の方に買い占められないうちに、どうぞお試しくださいませ。