2009/11/13

Cabotte a chocolat

ワインで有名なジュヴレ=シャンベルタンにあるClemenceyという小さな町の
チョコレート職人を紹介します。

「Cabotte a chocolat」という名前のお店です。
上の写真がその町で、お店は写真の真ん中辺りに写っているお家の中の
一つがそうです。
Cabotteとは石造りの小さな小屋です。ブルゴーニュには今もまだ残っている
とのこと。

元々このお店を発掘したのは、常連の脚本家。
この地域で撮影のための滞在中に発見し、とても美味しいと勧めてくれたのがきっかけ。
さっそくお勧めのチョコレートを10種類ほど、試食を送って頂き、気に入った
5種類を仕入れ始めたのが、約1年ほど前。

エスカルゴの形をしたチョコレートがあるのがわかりますか?
ブルゴーニュはエスカルゴで有名なので、エスカルゴの形にされたようです。
中身は香ばしいプラリネ。このプラリネがとても美味しいのです。
上手にヘーゼルナッツをギリギリまで
ローストし、ペーストにされています。

「Cabottin」という名前のエスカルゴの左隣にある平べったいチョコレート。これは少し珍しいチョコレートです。
生クリーム、バターなど一切利用していないチョコレートとのことです。中身は
カシスのガナッシュです。ガナッシュとは通常温めた生クリームでチョコレートを溶かすのですが、これは温めたカシスのピューレで作られています。
少しカロリーも抑えられていることでしょうね!

丸いチョコレートが2種類ありますが、ダークチョコの中には半分液体状の
キャラメルが入っていて、ホワイトチョコの中にはカシスのジュレが入っています。このお店のカシスは自家製です。今年のカシスは味が濃厚とのことです。この2種類のチョコレートは食べる時に要注意です!
中から、液体状のものが出てくるので、お友達と半分こにするのはちょっと無理だと思います。

まだまだ知られていない小さなお店。
要チェックですよ!