2009/09/18

Le Négus

素敵な缶に入った、宝石のようなキャラメルをフランス
土産にいかがですか?

1893年Randier氏に
よって、創業されたAu Négus。その後、1900年にこのキャラメルがGrelier氏とLyron氏によって作られました。

1902年に商標登録されています。そのため、缶には1902年と記入されているようです。

さて、このキャラメルはなぜ、このような名前になったのか!?

Négus(ネギュス)とはエチオピア皇帝の尊称です。Maison Grelierでは
年末に新しいお菓子を作るのが毎年恒例でした。

そんなある年、エチオピア皇帝Ménélikがフランスを訪問しました。それを記念し、皇帝の肌の色のようなチョコレートのキャラメルを作ります。普通のキャラメルとは違い、キャラメルに薄いアメがけがされていて、それが宝石を思わせるように、美しいのです。

写真でこの美しさが分かって頂けますか?良いカメラと腕を持っていないので、分かりにくいかもしれませんね・・・

このキャラメルは食べ方にも少しコツがあります。まずは少しなめて、アメの
部分を溶かして下さい。この時に噛んでしまってはいけませんよ!ちょっとの
我慢です。


すると中から軟らかいキャラメルが出てきます。味はチョコレートとコーヒーの
2種類がどの缶にも入っています。缶のサイズは4種類あります。普段は一番大きいサイズは用意していませんので、必要な方はおっしゃって頂くと、
その場で用意させて頂きます。でも重量が結構なものに・・・