雑誌などによく紹介されている、ピンクの缶のお菓子を紹介します。
1922年にJean Sauvadetによって、作られたキャラメルが中に入ったアメ。
最初は包み紙なしで、裸で売られていました。
その後、Monsieur de Lapalisseについて書かれた24の4行詩を包み紙に利用することを思いつきました。
さて、そのMonsieur de LapalisseとはCharles VIII, Louis XII, そしてFrançois 1erに使えた者。
1525年Pavetでの戦争で、亡くなりました。彼の勇気を 称え、兵士達が書いた4行詩を書きました。その詩が包み紙に書かれています。
その中で有名な一つの詩を紹介します。
Hélas, La Palice est mort,
あぁ、パリスは亡くなった
Est mort devant Pavie;
Pavieの前で亡くなった
Hélas, s'il n'était pas mort,
あぁ、もし彼が亡くなっていなければ、
Il serait encore en vie.
彼はまだ生きていただろうに。
少し明らかであることをわざわざ書いた冗談話のような詩のようです。
このようなことから、フランス語でlapalissadeという言葉は作られました。
わかりきっていること、明らかなことという意味で利用されています。
そろそろお菓子の紹介をしますね。
綺麗な包み紙の中は、アメに包まれたキャラメル。
キャラメル、コーヒー、ブルーベリー、ラズベリー、ラム酒、ヘーゼルナッツの6種類。
現在はSéverine&Olivier THEVENETが以前のままの味を守って作っています。